
当研究会は、首都圏を中心とする私立大学の就職支援業務に携わる担当者が、業務に関わる課題について協議、研究、情報交換することを目的に、1969年(昭和44年)に設立されました。4つの分科会を中心に研究会、研修会、講演会、情報交換会などの開催、各種調査、および資料の編纂等の活動を行っています。分科会はそれぞれ年間5回から7回の研究会を開催し、学生の就職・キャリア支援業務の質的向上のため、研鑽に努めています。
また、当研究会主催で、新任者研修会(9月)、賀詞交歓会(1月)、定時総会(3月)も開催いたします。
なお、今年度の統一テーマは「新たな就職環境に向けた、就職・キャリア支援」とし、様々な形で情報収集し、会員校の就職・キャリア支援に活かせるよう情報発信していきたいと考えています。


会員相互による自主的な運営体制のもと、各テーマに関する研究活動を継続しています。分科会相互の連携、情報交換も行っております。
業界・企業・職種研究を中心とする研究会です。
サブテーマに「学生にとっての優良企業とのマッチングを探る」を掲げ、講演、パネルディスカッション、企業訪問をするとともに、企業人事担当者との情報交換会も開催します。4つの業種(製造、卸・小売、サービス・IT、金融)別にグループ編成し、グループごとにサブテーマに基づいた研究を実施します。
学生支援に役立つ情報交換を活発に行い、他大学の特徴的な取り組みや課題の共有を通じ、参加大学が、~共に創造する“にぶん”~を目指しています。更に、そこで得た有益な情報を各々が大学現場に持ち帰り、新たなキャリア支援策を具現化するために必要な大学間のネットワークの構築を実現していく研究会です。
「次世代の若者を育むキャリア支援の創造」を年間活動テーマに、サブテーマとして-大学教育と社会を繋ぐ、実践知の融合-を掲げます。
今年度は、①キャリア教育・キャリア支援プログラムの企画・実践、②インターンシップの企画・実践、③学生相談の充実化・キャリア支援担当者のあり方、④多様化する学生に対するキャリア支援のテーマに分かれ、グループ研修を行います。
2021年度より新たな研究テーマである「ダイバーシティ推進の立場から、調査、指導等諸事情を専門的に研究」の下、「女子」にとどまることなく、ダイバーシティという視点で、就職活動支援を広い枠組みで捉え活動してまいります。
年間活動テーマとして、「ダイバーシティの現在とこれから」と設定し、ダイバーシティの意義、現状及び課題を明らかにしていくことを目標としております。
具体的には、ダイバーシティに関する深い知見を持つ有識者の講演や、先進的な取組みを行う企業の人事担当者によるパネルディスカッション等を実施し、理解を深めていきます。
活発な情報共有及び意見交換を通じた全員参加型の研究会が大きな特徴です。
理工系学生を支援する立場から、理工系学生特有の諸事項を専門的に研究しており、設立されて35年目を迎えます。今年度はサブテーマに「理系学生とモノ・コトづくりの企業とをつなぐ支援を探る」を掲げています。活動の中心は工場見学で、ものづくりの現場に実際に足を運び研究を重ねています。
年1回8月に開催している「企業と大学の研究会」では、理系学生の就職活動状況、動向について約140社の企業の皆様とフリーディスカッションを行っています。
さらに学生と企業とをつなぐ支援として、「技術力」、「BtoB」、「グローバル」をキーワードに、エンジニアを目指す学生と企業との新たな出会いや発見につなげる技術展示会を継続して実施していく予定です。


就職・キャリア支援担当部署における業務経験が浅い「新任者」を対象とする研修会を開催しています。学生への支援をより効果的に行うために、就職環境の理解や企業情報の基礎知識、学生カウンセリングスキルの習得などを講演やグループワーク形式で実施しています。さらに、自己研鑚のためのモチベーションの向上と参加者相互のネットワーク作りも目的とします。 企業研究・選択の視点やデータの活用、学生支援の基本的な考え方や技法習得のための講演とワークショップを行っています。


企業の人事担当者と大学就職担当者との情報交換及び意見交換を目的とした交歓会です。例年、第1部を経済・社会・スポーツ等をテーマとする講演、第2部を賀詞交歓会(名刺交換会)として、1月中旬に実施しています。インターンシップの活性化や就職環境の変化に伴い、企業と大学との関係構築や連携のための顔合わせの機会の重要度は年々増してきています。例年、11月初旬にご案内を差し上げております。


皆さまに大学職業指導研究会について、より深く知っていただくためのパンフレットをWEBで公開いたしました。
各分科会のテーマや特色を詳しく知ることができますので、是非ご活用ください。
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