2022年度 大学職業指導研究会
会 長 池田 浩二
(中央大学キャリアセンター 副部長)
2022年4月より歴史と伝統ある大学職業指導研究会会長に就任いたしました中央大学キャリアセンター池田浩二と申します。
前任であります青山学院大学の祖父江会長におかれましては、2年間の会長任期中、コロナ・ウイルス感染拡大の影響を受けながら、本会の充実発展のため粉骨砕身取り組んでいただきました。特に、このような時期本会運営に関しましても全く正しい答えが見えない中、強いリーダーシップのもと運営されましたことに心より感謝と敬意を表します。そして、会員各位の皆さまにおかれましてもコロナ渦により制限ある活動の中にも関わらず、本会分科会活動に対しまして積極的に活動され充実発展されましたことに重ねて感謝と敬意を表したいと思います。
さて、本会の目的は、業務上必要な共通課題について研究、協議および情報交換などを行い、学生の就職活動を支援することであります。しかし、2020年2月から新型コロナ・ウイルス感染拡大の影響を受け、この2年で社会が激変し、働き方にも多様性が求められる時代となりました。なによりも就職活動も激変し、新たな就職スタイルへと移り変わりました。過去、就職活動のルール等が景気変動等のたびに改訂されてきたのとは違い、学生、そして企業にとっても答えが見えない新たな就活スタイルへと変化いたしました。このように就活スタイルが激変しても不変なのが、学生一人ひとりが自分自身の可能性を追求し、将来に向けて夢と希望を持って一生懸命に就職活動に取り組む姿勢だと思います。
本会では学生一人ひとりの夢の実現に向けて、4つの分科会活動が軸となり、それぞれが時代に即したテーマを掲げ会員相互の連携、情報交換など年間を通じて日々研鑽を積んでおります。この分科会活動こそが大学職業指導研究会の礎であり、分科会活動で得た有益な情報を各大学へ持ち帰っていただき、4つの分科会活動で得た情報を所属する分科会だけではなく、それぞれの分科会の壁を乗り越えて情報交換を行うことにより、今まで以上に親切丁寧な学生支援が出来るのではないかと思っております。社会が激変し、その変化に対応することと同時に私達大学職業指導研究会からの発信で何かひとつでも「新たな就活スタイル」に変化をもたらせるよう会員一同取り組んで参りたいと思います。
この困難な状況が続くと思いますが、引き続きまして今年度もご支援とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
Ⅰ.統一テーマ
『新たな就職環境に向けた就職・キャリア支援』Ⅱ.基本課題
1.学生に対する的確な就職支援とキャリア支援2.就職・キャリア支援業務担当者の資質向上
3.業界・企業研究および採用担当者との情報交換
4.会員校間および担当者間での情報交換
期間 | 氏名 | 就任当時の役職 |
---|---|---|
2010年(平成22年)~2012年(平成24年) | 染谷 宏 | 東海大学 キャリア指導センター 次長 |
2012年(平成24年)~2014年(平成26年) | 山下 恭弘 | 立教大学 キャリアセンター 事務部長 |
2014年(平成26年)~2015年(平成27年) | 深野 弘美 | 東洋大学 総務部 担当部長 |
2015年(平成27年)〜2017年(平成29年) | 森田 浩一 | 上智大学 キャリアセンター センター長 |
2017年(平成29年4月)~2018年(平成30年3月) | 串崎 扶美子 | 実践女子大学 キャリアセンター 部長 |
2018年(平成30年4月)~2019年(平成31年3月) | 成田 剛 | 亜細亜大学 キャリアセンター 部長 |
2019年(平成31年4月)~2020年(令和2年3月) | 酒井 優好 | 大東文化大学 キャリアセンター事務室 室長 |
2020年(令和2年4月)~2022年(令和4年3月) | 祖父江 健一 | 青山学院大学 進路・就職センター 部長 |
2022年(令和4年4月)~ | 池田 浩二 | 中央大学 キャリアセンター 副部長 |
※今後随時追加していきます