2021年度より新たな研究テーマである「ダイバーシティ推進の立場から、調査、指導等諸事情を専門的に研究」の下、ダイバーシティという視点で、就職活動支援を広い枠組みで捉え活動してまいります。
年間活動テーマとして、「D I( ダイバーシティ&インクルージョン)からDE&I (ダイバーシティ エクイティ&インクルージョン)へ」と設定し、実践的課題からDE&I の概念や公平性を探求することを目標としております。
具体的には、ダイバーシティに関する深い知見を持つ有識者の講演や、先進的な取組みを行う企業の人事担当者によるパネルディスカッション等を実施し、理解を深めていきます。
活発な情報共有及び意見交換を通じた全員参加型の研究会が大きな特徴です。
理工系学生を支援する立場から、理工系学生特有の諸事項を専門的に研究しており、設立されて39年目を迎えます。今年度はサブテーマに「人と人との繋がりから、企業との深い関係構築を行う」を掲げています。活動の中心は工場見学で、ものづくりの現場に実際に足を運び研究を重ねると共に、企業の方々と情報交換を行い、企業と大学の関係性を深めています。
年1回8月に開催している「企業と大学の研究会」では、理系学生の就職活動状況、動向について140社の企業の皆様とフリーディスカッションを行っています。
さらに学生と企業とを繋ぐ支援として、理工系学生向けの技術展示会「Te-Ex-Ust(テクサス)」や、会員大学合同での合同企業説明会の開催を検討しています。
ものづくり、技術力、B to Bをキーワードに、エンジニアを目指す学生と企業との新たな出会いや発見に繋げられるよう、活動を行ってまいります。